前の記事では、クリトリスがどのような仕組みで気持ちよさを感じるのかについて学びました。
では、その知識を実際の愛撫ではどのように生かせばよいのでしょうか。
クリトリスへの愛撫で大切なのは、特別なテクニックではありません。
女性の体を思いやり、一人ひとりに合わせて優しく触れることです。
今回は、クリトリスへの愛撫で大切な考え方と、基本となる触れ方について、初めての方にも分かりやすく解説していきます。
それでは、一緒に学んでいきましょう。
クリトリスへの愛撫を始める前に
知識を思いやりに変えよう
クリトリスへの愛撫は、ただ触れればよいというものではありません。
完3で学んだように、気持ちよさは神経だけで決まるものではなく、安心感や信頼関係も大きく影響します。
だからこそ、知識を覚えるだけではなく、その知識を思いやりとして行動に移すことが大切です。
女性に合わせて優しく寄り添う気持ちが、気持ちよい時間につながっていきます。
愛撫を始める前に覚えておきたいこと
準備も大切な思いやり
クリトリスはとても繊細な器官です。
安心して触れられるようにするためにも、愛撫を始める前にいくつか意識しておきたいことがあります。
・指先を清潔にしておく
・爪を短く整えておく
・愛液や潤滑ゼリーを活用する
・最初からクリトリスを直接触らない
これらは難しいテクニックではありません。
女性を思いやるための、基本的な準備です。
基本となる6つの触れ方
以下は、触れ方を考えるための一例です。
好む場所や圧、動かし方には個人差があるため、女性の言葉や反応を確認しながら試していきましょう。
① 側面から優しくなでる
画像①:大陰唇と小陰唇の間を膣口からクリトリスへ向かって優しくなでるイラスト
クリトリスを直接触る前に、大陰唇と小陰唇の間にある溝を、膣口からクリトリスへ向かって優しくなでてみましょう。
クリトリスを横から包み込むようなイメージで、包皮の上から優しく触れていきます。
最初から刺激を与えることが目的ではなく、安心感や期待感を育てることが大切です。
・小陰唇の大きさには個人差があります
・愛液や潤滑ゼリーを使うと滑りが良くなります
② クリトリスの周りを優しくなでる
画像②:クリトリスの周りを円を描くように優しくなでるイラスト
クリトリスを直接触らないように注意しながら、その周りを円を描くように優しくなでていきます。
ここで大切なのは、「刺激を与えること」ではなく、少しずつ期待感を育てていくことです。
慌てず、ゆったりとした動きを意識しましょう。
・クリトリスの大きさには個人差があります
・愛液や潤滑ゼリーを使うと滑りが良くなります
・ゆっくりとした動きを意識しましょう
③ 下から上へ優しくなでる
画像③:膣口付近からクリトリスの下側までを下から上へ優しくなでるイラスト
膣口付近から尿道口の周辺を通り、クリトリスの下側あたりまでを、下から上へ向かって優しくなでていきます。
愛液が出ている場合は、その滑りを利用することで、より自然に触れることができます。
・膣口付近の愛液を活用する
・下から上へゆっくりとなでる
・尿道口そのものを強くこすらない
④ 少しずつ圧を変えてみる
画像④:クリトリスの周りから少しずつ圧を変えて触れるイラスト
最初はクリトリスに直接触れず、その周りを優しくなでながら様子を見ていきます。
その後、軽く触れたり、ごくわずかに圧を加えたりしながら、その人に合った気持ちよさを探していきましょう。
焦らず少しずつ変化をつけることが大切です。
⑤ 包皮の上から優しくなでる
画像⑤:クリトリスの包皮の上から円を描くように優しくなでるイラスト
クリトリスを包んでいる包皮の上から、円を描くように優しくなでていきます。
直接刺激するよりも負担が少なく、安心して受け入れやすい女性もいます。
・円を描くように優しくなでる
・愛液や潤滑ゼリーを使う
・陰核亀頭が露出している場合は、特に優しく触れる
⑥ 少しだけ圧を加えながらなでる
画像⑥:包皮の上から少しだけ圧を加えながら優しくなでるイラスト
包皮の上からの刺激を女性が気持ちよく感じているようなら、ほんの少しだけ圧を加えてみます。
強くこするのではなく、指先を軽く添えるようなイメージです。
気持ちよさは強さではなく、その人に合った刺激のバランスによって変わります。
痛みや違和感がある場合は、圧を弱めるか、いったん触れるのをやめましょう。
女性とのコミュニケーションを大切にしよう
気持ちよさは二人でつくるもの
ここまで基本的な触れ方をご紹介しましたが、「この方法なら必ず気持ちよい」という正解はありません。
大切なのは、目の前の女性の反応を見ながら、その人に合った気持ちよさを一緒に見つけていくことです。
表情や体の動きだけで判断せず、「この強さはどう?」など、言葉でも確認してみましょう。
安心して身を任せられる雰囲気や、お互いを思いやる気持ちも、気持ちよい時間には欠かせません。
クリトリスへの愛撫も、女性とのコミュニケーションの一つとして考えてみましょう。
参考資料
・Cleveland Clinic「Clitoris」(英語)
・ACOG「Experiencing Vaginal Dryness? Here’s What You Need to Know」(英語)
まとめ
思いやりが最高のテクニック
クリトリスへの愛撫で最も大切なのは、特別なテクニックではありません。
女性の体を理解し、その人に合わせて優しく寄り添うことです。
今回ご紹介した触れ方も、「覚えて終わり」ではなく、思いやりを形にするための一つの方法です。
その気持ちが、女性にとって安心できる時間と、気持ちよいひとときにつながっていきます。
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クリトリスの触り方を学んだら、次は女性に合わせた舐め方や力加減、吸い方について学んでいきましょう。
