前の記事では、クリトリスへの基本的な触り方について学びました。
では、舌を使った愛撫では、どのようなことを大切にすればよいのでしょうか。
舌は指とは違い、柔らかさや温かさを伝えられることが特徴です。
その一方で、動かし方や力加減によっては、刺激が強くなりすぎてしまうこともあります。
大切なのは、特別なテクニックを身につけることではありません。
女性の反応や言葉に耳を傾けながら、その人に合った気持ちよさを一緒に見つけていくことです。
今回は、舌を使った愛撫の基本や力加減、吸い方について、初めての方にも分かりやすく解説していきます。
それでは、一緒に学んでいきましょう。
クリトリスを舐める前に知っておきたいこと
舌には指とは違う特徴がある
舌には、次のような特徴があります。
・柔らかさがある
・温かさを伝えられる
・面で触れられる
・先端で触れられる
・舌に力を入れられる
・舌の力を抜ける
舌は柔らかく、温かさを伝えやすいことが特徴です。
そのため、指とは異なる優しい触れ方ができる一方で、動かし方や力加減によっては刺激が強く感じられることもあります。
だからこそ、最初から強い刺激を与えるのではなく、女性の様子を見ながら、ゆっくりと進めていくことが大切です。
クンニを始める前に確認したいこと
クンニでも、性感染症がうつる可能性があります。
口の中や女性器に傷、口内炎、出血、できものなどがある場合は、無理をせず控えることも大切です。
性感染症に不安があるときは、デンタルダムを使う方法もあります。
デンタルダムについては、次の記事で詳しく解説します。
▶ デンタルダムとは?クンニで使うメリット・デメリットと正しい使い方
舐める場所を一点だけで考えない
気持ちよく感じやすい場所は人それぞれ
クリトリスというと、体の外から見える先端部分だけを思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際には陰核亀頭が包皮に覆われており、その周囲や包皮、小陰唇などにも感覚があります。
外から見える先端部分だけを狙うのではなく、まずは包皮の上や周りから優しく舌を動かしていきましょう。
気持ちよく感じやすい場所は、女性によって異なります。
上・横・下・包皮の上など好みは異なる
クリトリスの上側を好む女性もいれば、左右や下側、包皮の上からの刺激を好む女性もいます。
クリトリスのどの部分を、どのように刺激されると気持ちよいかは、女性によって異なります。
一か所だけを正解と決めず、女性の様子を見ながら探していくことが大切です。
迷ったら女性に聞くことが一番確実
迷ったときは、
「このくらいはどう?」
「ここは気持ちよい?」
女性自身の感覚を確認することが、その人に合った気持ちよさを見つける一番確実な方法です。
その声に耳を傾けることが、お互いにとって安心できる時間につながります。
クリトリスの舐め方
クリトリスの舐め方の基本
クリトリスの舐め方には、触り方と共通する考え方があります。
一方で、舌の柔らかさや温かさ、唾液による滑り、吸う刺激など、指とは異なる特徴もあります。
基本となる考え方は、周りから少しずつ近づき、圧や動きを変えながら、必要に応じてごく弱い吸引を加えることです。
最初から強い刺激を加えるのではなく、一つずつ段階を踏みながら、女性の反応を確認していきましょう。
① 刺激を少しずつ加える
ここでは、刺激を一つずつ加えていく流れを、4つの段階に分けてご紹介します。
数字は刺激の強さを表すものではなく、進め方の順番です。
1.クリトリスを舐めずに焦らす
画像①:クリトリスの先端を避けて包皮や周囲、小陰唇を優しく舐めるイラスト
まずはクリトリスの先端を直接舐めず、その周りや包皮、小陰唇などへ優しく舌を動かしてみましょう。
直接刺激を加えず、周囲から始める段階です。
クリトリスの周辺や包皮、小陰唇などにも感覚があるため、先端へ直接触れなくても気持ちよく感じる女性もいます。
ただし、感じ方には個人差があります。
女性の様子を見ながら、ゆっくりと進めていきましょう。
2.クリトリスの先端に舌を当ててみる
画像②:クリトリスの先端へ舌先をそっと触れさせるイラスト
周りへの愛撫を続け、女性がもっと触れてほしそうな様子を見せたり、言葉で望んだりしたら、クリトリスの先端へ舌先をそっと触れさせてみましょう。
舐めるというよりも、クリトリスの先端と舌先を、ちょこんと触れ合わせるイメージです。
舌先をそっと触れさせる段階です。
焦らしながら進めていると、軽く触れるだけでも気持ちよく感じる女性もいます。
3.クリトリスの先端を舌で優しく押してみる
画像③:クリトリスの先端へ舌を添えてごく弱い圧を加えるイラスト
クリトリスの先端に舌を当てた状態から、ほんの少しだけ圧を加えてみましょう。
強く押し込むのではなく、舌を優しく添えたまま、ごくわずかに圧を加えるイメージです。
ごく弱い圧を加える段階です。
「このくらいはどう?」
と確認しながら、その人に合った力加減を探していきましょう。
4.吸う力を加えてみる
画像④:クリトリスへ舌を当てながらごく弱く吸うイラスト
クリトリスへ舌を当てた状態から、ごく弱い吸引を加えてみましょう。
力いっぱい吸い込むのではなく、
「優しくチュッ」
と吸うイメージです。
ごく弱い吸引を加える段階です。
吸う刺激は、強くしすぎると痛みや不快感につながることがあります。
痛みやしびれ、違和感がある場合は、すぐに吸うのをやめましょう。
② 包皮の上から舐める
画像⑤:クリトリスの包皮の上を円を描くように優しく舐めるイラスト
クリトリスの包皮の上から、円を描くように優しく舐めてみましょう。
陰核亀頭を直接刺激するよりも負担が少なく、受け入れやすい女性もいます。
・優しく円を描くように舌を動かす
・乾いた状態でこすらないよう、唾液などで滑りを保つ
・陰核亀頭が露出しているときは、特に優しく触れる
③ 圧を加えながら舐める
画像⑥:包皮の上へ舌を添えて少しだけ圧を加えながら舐めるイラスト
「② 包皮の上から舐める」に、ほんの少しだけ圧を加えるイメージです。
強く舐めるのではなく、舌を優しく添えたまま、ごくわずかに圧を加えてみましょう。
心地よい圧は女性によって異なります。
女性の反応を見たり、言葉で確認したりしながら、その人に合った力加減を探していきましょう。
④ 吸いながら舐める
画像⑦:クリトリスへごく弱い吸引を加えながら優しく舐めるイラスト
「③ 圧を加えながら舐める」に、ごく弱い吸引を加えてみましょう。
強く吸うと痛みや不快感につながることがあるため、
「あっ、少し吸われているな」
と分かる程度の、優しい吸い方から始めます。
女性の反応を見ながら、少しずつ調整していきましょう。
痛みやしびれ、違和感がある場合は、すぐに吸うのをやめてください。
参考資料
・CDC「About STI Risk and Oral Sex」(英語)
・Cleveland Clinic「Clitoris」(英語)
まとめ
女性の好みを聞くことが一番大切
クリトリス、特に陰核亀頭には、感覚を伝える神経線維が豊富に分布しています。
そのため、気持ちよさを強く感じることがある一方、刺激が強すぎると痛みや不快感につながることもあります。
敏感であるということは、気持ちよさだけではなく、痛みにも敏感であるということです。
だからこそ、クリトリスへの愛撫は、女性の反応を見ながら慎重に進めましょう。
今回ご紹介した舐め方も、すべての女性に当てはまる正解ではありません。
一番大切なのは、女性の好みを聞いてみることです。
「このくらいはどう?」
「ここは気持ちよい?」
と確認しながら、二人でその人に合った気持ちよさを見つけていきましょう。
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